Monozukuri Hardware Cup 2017のピッチコンテストに駒を進める8社が決定!

モノづくり起業 推進協議会の関です。米国は月曜がMartin Luther King Jr Day (キング牧師記念日)で、3連休にしている人も少なくなかったようです(Wikipediaによると、米国の約3分1の企業が、キング牧師記念日を休日にしているそうです)。

新年早々ラスベガスのCES 2017に出張しながら、Monozukuri Hardware Cup 2017の書類審査のお手伝いを進めてきましたが、1月9日に無事、最終選考を終えることができました。1月10日から審査に通過したスタートアップの方々に連絡を取り始め、さまざまな確認事項を済ませて本日、発表することになりました!!

栄えある第1回Monozukuri Hardware Cupのファイナリストは、以下の8社になります(サイトのメニューに「コンテスト登壇者一覧」を追加し、審査員とともに掲載しています)。

Monozukuri Hardware Cup 2017へ進出するスタートアップ8社 (ABC順)

アトモフ (京都)
世界初のスマートなデジタル窓
Blincam(東京)
ウインクで撮影するウエアラブルカメラ
電玉(東京)
対戦できるけん玉”電玉”の世界展開
Lightflyer(東京)
マイクロ波ロケットによる超小型衛星打ち上げサービス
mille-feuille(東京)
誰でも回路図が自動で作れる自動回路図生成ツールmille-feuille
PLENGoer Robotics(大阪)
パーソナル・アシスタント・ロボット「PLEN CUBE」
QDレーザ(神奈川)
網膜走査型レーザアイウェアの製造販売
Secual(東京)
オリジナルデバイスとアプリによるホームセキュリティサービス
ザーズVAQSO(東京)
VRから複数の匂いを出す史上最小最薄のデバイス

(1月18日更新: Blincamが出場辞退したためPLENgoer Roboticsが繰り上がりました)

(1月22日更新: ザーズ社が当該ビジネスをVAQSO社で実施することを発表したため、コンテストへのエントリー社名を更新しました)

応募総数は24通でしたので、倍率はちょうど3倍。しかし、応募チームはどこもレベルが高く、なかなか甲乙つけがたかったようです。

これらの8社の方々は、2月9日に開催されるHack Osaka 2017の「Communication Arena」で、1社4分間の持ち時間でプレゼンし、5分間の審査員からの質疑にすべて英語で対応しつつ、米ピッツバーグで開催される決勝大会の切符を争うことになります。

本日のプレスリリースでは、ファイナリストの8社の発表とあわせて、優勝チームが渡米してピッツバーグに行く前の経由地であるニューヨークで「Monozukuri Demo Day Spring 2017 (仮称)」が開催される予定であることも発表されました。また、これらのイベントと同じタイミングで、ニューヨークやピッツバーグのスタートアップを育成するインキュベーターやアクセラレーター、技術系スタートアップの人材の宝庫である大学や研究機関を視察するツアー(ニューヨークで現地集合、ピッツバーグで現地解散)も予定しています。

Monozukuri Demo Dayや視察ツアー、ピッツバーグで開催されるHardware Cup 2017 Finalsについては、改めて記事を書く予定ですが、ご興味がある方は、ひとまず以下のプレスリリースをご覧ください。

ピッチコンテスト「Hardware Cup 2017」日本予選に進出する8社が決定、ピッツバーグの世界決勝やニューヨークの「Monozukuri Demo Day」視察ツアーを4月に開催へ

モノづくり起業 推進協議会(会長: 牧野成将。以下「本協議会」)は、2017年2月9日に大阪で開催するハードウェア・スタートアップ向けピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup 2017」に参加する8社を書類選考の上で選出しました。ピッチコンテストで優勝したチームは、4月19日(予定)に米ピッツバーグで開催される世界決勝大会「Hardware Cup 2017」に日本代表として参加し、全米7地域や韓国、カナダなどで勝ち上がった地区代表のスタートアップとしのぎを削ります。

それではみなさん、2月9日のMonozukuri Hardware Cup 2017をはじめとする、モノづくり起業 推進協議会の活動に今後もご期待ください!!