Monozukuri Hardware Cup 2017が、経済産業省のイベントでアナウンス

モノづくり起業 推進協議会の関です。

米国市場を目指すモノづくりスタートアップの登竜門である「Monozukuri Hardware Cup 2017」が、経済産業省が主催するイベント「日本発グローバル・ベンチャー公開選考会」の基調講演「日本のベンチャー 2020」の中で発表されました。

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経済産業省新規産業室の石井芳明調整官が「日本のベンチャー 2020」と題した基調講演では、従来の縦割り行政ではなく、複数の省庁が日本のスタートアップへの支援に一丸となって取り組むことが説明されました。また経済産業省が、日本で有望視されるスタートアップに世界を経験してもらうためのプログラム「飛躍 Next Enterprise」の紹介がありました。

同プログラムでは、シリコンバレーやニューヨークなどの都市にスタートアップを派遣するのですが、その一つとしてテキサス州オースティンで開催されるイベント「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」に派遣するスタートアップを決める「公開選考会」が、この講演の後にスケジュールされていました。

こうした政府からの取り組み以外にも、海外でのビジネスプランコンテストへ出場するための民間からの取り組みとして、Monozukuri Hardware Cup 2017が紹介されました。

Monozukuri Hardware Cupは、書類選考を勝ち残った8つのハードウェア・スタートアップによるピッチコンテストで、優勝チームは米国で開催される「Hardware Cup」の決勝大会に出場することができます。

同様の予選は、韓国やイスラエルなど複数の国で開催されるほか、ニューヨークなど米国の複数の都市でも開催されますので、決勝大会は全米で勝ち残ったスタートアップとの競合コンペになります。また決勝大会の翌日には、VCなどの投資家との面談もセットアップされます。

このブログでは、来る2017年2月9日に日本で初めて開催されるMonozukuri Hardware Cup 2017について、いろいろと情報発信していく予定です。ご期待ください!