MONOZUKURI HARDWARE CUP2024開催、1ST PRIZEにCAUTI予防デバイス開発のMedlarks

Monozukuri Hardware Cup実行委員会(牧野成将会長=Monozukuri Ventures CEO)は3月8日(金)に、ピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup(MHC)2024」をオンサイト(京都リサーチパーク)とオンラインで開催した。

MHCは、日本のハードウェア・スタートアップのグローバル展開への登竜門として開催しており、今回で8回目。海外のベンチャーキャピタリスト(VC)を含む審査員を前に、英語によるプレゼンテーションで事業プランを披露した。

本戦に通過した7チームの中から、1st prize(第1位)には既存の尿道カテーテルに接続して使用する、尿路感染症(CAUTI)予防デバイスを提案したMedlarksを選出。薬剤耐性菌の発生リスクが低いのが特徴で、ワールドワイドで毎年1,000万件以上に上るCAUTIの予防に寄与する点が評価された。2nd prize(第2位)には海岸清掃ロボットの小ロット生産を提案したSeaside Roboticsを、自然由来材料のタイヤ強化素材を提案した3rd prize(第3位)にリッパーを、それぞれ選出した。

MHC2024ファイナリストと審査委員の皆さん。写真左は牧野実行委員長

【上位3チーム】

1st Prize  株式会社Medlarks/Medlarks Co., Ltd.

2nd Prize Seaside Robotics

3rd Prize リッパー株式会社/LIPPER CO., LTD.

【主 催】Monozukuri Hardware Cup実行委員会(事務局:日刊工業新聞社)

【特別主催】京都リサーチパーク

【共 催】KYOTO MAKERS GARAGE

【協 賛】京都リサーチパーク、村田製作所、松尾産業、京都試作ネット、モノづくり日本会議

【審査員】

■長野 草太(General Partner & Investment Committee Member of Abies Ventures)

■Hana Jin(General Manager of SOSV/HAX)

■Anna Maruyama(Sony Semiconductor Solutions Corporation)